美容

馬油は美容ケア(スキン、ヘア、ボディ)全般に効果を発揮している

馬油イメージ画像

馬油(ばーゆ)と聞いて思い浮かべるイメージ

“馬油”と言ったら、どのようなイメージをしますか?

  • 昔、火傷した時に祖母からもらった
  • 古くからある
  • 火傷やニキビ、アトピーにも効果がある
  • べたべた、においが獣臭い

色々あると思いますが、実際に起源をたどると5~6世紀の中国まで遡るようです。

大昔の中国でも馬油は髪のケアだったり、シミ・ソバカスへの対処に応用されていたと言われています。

そんな古くから親しまれてきた馬油が「人の肌への馴染み安さ」「安全さ」「効果の高さ」が見直され、最近では古臭さを払拭した新しい美容アイテムとして生まれ変わっています。

今回はそんな馬油の効果について色々な視点から紹介したいと思います。

美容ケアに使われている馬油について

ところで馬油って体のどこに美容効果があると思いますか?

答えは
「ほぼ全身」です!

顔のスキンケアに馬油を使った化粧品、髪のケアには馬油トリートメント、ボディケアには馬油クリームなど、そのヒトとの親和性の高さから馬油は全身のケアに使われています。

ヒトとの親和性の高さから馬油は美容アイテムにも関わらず口に入れても安全です。

※純度100%のもの

ではなぜ馬油はこれ程までヒトとの親和性が高いのでしょうか?

そもそも美容に使われるオイルは炭化水素油/油脂/ワックスエステルの3つに大きく分類することができます。

その中で馬油は「油脂」に分類され、油脂は他のオイルに比べて非常に肌なじみが良く、ヒトの皮脂と成分が似ているため、天然の保護膜のような役割を果たします。

また油脂の中でも馬油の親和性の高さは、肌に使えばスーっと染み込みふわふわモチモチに、髪に使えばサラサラでなめらかな髪を作る効果があります。

馬油にスキンケア効果がある理由

スキンケアでの使い方は主に2つあり、肌の保湿やバリアー効果、そしてニキビやシミ、そばかすなどの肌トラブルへの効果です。

馬油には肌の保湿、バリアー効果がある

肌の保湿やバリアー効果ですが、これは一般的な乳液やクリームの使い方とは順序が違ってきます。

普通は化粧水を使った後に保湿を行いますが、馬油の場合は皮脂と成分が類似しているため、肌に化粧水が入り込む準備を整えるとともに保湿効果を持っています。

なので馬油の後に化粧水や乳液を使うことで、今持っている化粧水の効果をより高めることにも繋がります。

要点まとめ

一般的な乳液やクリーム:化粧水 -> 保湿
馬油:馬油(保湿+肌の準備) -> 化粧水

そして馬油の効果ですが、他の保湿系オイルとの違いとして熱を放出しやすいことがあります。

保湿系オイルを塗ったあと、顔がほてって熱が逃げていかない感覚になったことはありませんか?

これは保湿効果は高いけど、肌になかなか馴染まないオイルによくあることなのです。

もしあなたが肌の弱いタイプでしたら、このタイプのオイルは保湿とは逆効果になってしまっている可能性があります。

というのも、熱の放出が保湿液で阻害され顔がほてってくると、顔の水分が蒸発し、その蒸発した水分はオイルの間を縫って肌から抜けるため、保湿どころか乾燥肌へ繋がってしまう原因になります。

しかし馬油は高い浸透力により肌へ馴染みやすいため、熱を貯めこむことなく自然と放熱できるので水分の蒸発に繋がりません。

このように馬油は他のオイルとは違った保湿効果を持っています。

もし今使っている保湿液で乾燥が改善しないと考えていたら、馬油が使われている化粧品やボディケア商品に変えることで解決するかもしれません。

ニキビ、シミそばかすなどの肌トラブルに馬油が効果的な理由

馬油に保有される「オメガ3系脂肪酸」が効いてきます。

オメガ3系脂肪酸をご存知ですか?

このオイルには血行促進やターンオーバーの促進、アンチエイジング効果があると言われています。

肌トラブルの解決に必要そうな効果が揃っているので是非とも取り入れたい成分です。

このオメガ3系脂肪酸は必須脂肪酸と呼ばれ、人が生きる上で必要不可欠な成分です。

今生きているこの瞬間、オメガ3脂肪酸が体の中で消費され続けているということになります。

ここで一つ注意しなければいけない事が、オメガ3系脂肪酸は人の体では作り出すことができないことです。

なので外部から必ず取り入れなければならないのです。

ニキビが悩みだったり、最近シミやそばかすが目立つようになってきた人はオメガ3系脂肪酸が不足している可能性があると考えられます。

そこでこのオメガ3系脂肪酸を肌から体へ直接浸透させるのが馬油です。

口から取り入れた栄養は体全体へ巡りますが、肌から直接浸透させればピンポイントで肌トラブルへアプローチできます。

これが馬油は数ある肌トラブルへ効果があると言われている理由です。

馬油は人の体では作り出すことができないオメガ3系脂肪酸を、肌からピンポイントで浸透させる事で、ニキビやシミ・そばかすなどの肌トラブルに効果がある

オメガ3系脂肪酸はアンチエイジングやターンオーバーを促進する

馬油に含まれるオメガ3系脂肪酸は、アンチエイジングや肌のターンオーバーを促進する効果もあると言われています。

その理由が油の持つ血行促進効果にあります。

どうして血行が良くなることで肌が若返るかというと、栄養や酸素が今までよりも大量に血液を通って運ばれるようになるからです。

血行が良くなり血がたくさん回ることで、美肌に必要な栄養素が効率よく巡ってくるため、結果として肌の若返りに繋がるのです。

なので、馬油を使い続ければ肌トラブルを解決した先の「肌の若返り」にも繋がることになります。

馬油がヘアケアに効果ある理由

次に馬油のヘアケア効果です。

馬油はスキンケア商品だけでなく、シャンプーやトリートメントなどのヘアケア商品にも幅広く使われています。

そして馬油クリームをそのまま髪に使う方法も効果的だと言われています。

そんな馬油の髪への効果は大きく2つ、髪のうるおい効果、育毛効果です。

馬油による髪の乾燥対策

馬油を使うことで髪の毛をオイルがコーティングし、髪の水分が逃げていくのを防いでくれます。

髪がパサパサになる一番の原因は「髪の水分不足」。

一度髪から抜けた水分を元に戻すのは困難です。

なので、常日頃から髪から水分が抜けて乾燥するのを予防する必要があります。

馬油による育毛効果

育毛効果については、馬油が頭皮に良い影響を与えるためだと言われています。

もし最近少し髪が薄くなってきたと感じていたら、まず頭皮を確認してください。

青白いか、肌色をしていたら原因は頭皮ではありません。

ですが赤みがかっている場合、頭皮の状態が原因で薄毛が進行している可能性があります。

頭皮が赤くなっている一番の原因は紫外線によるダメージが大きいと思いますので、頭皮の状態を良くする必要があります。

外に出た時、頭皮がどれほどのUVダメージを受けるか知っていますか?

頭皮は顔の数倍の紫外線ダメージを受けています。

そのダメージが肌の炎症を引き起こし髪がなかなか育たない状態になっているのです。

頭皮が「青白い」や「肌色」の場合は頭皮が原因ではない可能性が高い。
赤みがかっている場合は、頭皮が原因で薄毛が進行している可能性が高い!

薄毛を進行させないためには、晴れの日には帽子を被るなど予防すると良いのですが、なかなか毎日は難しいため、ダメージを受けた後の頭皮ケアが大事になります。

馬油にはターンオーバーを促進させる効果があるので、顔の皮膚同様に頭皮のターンオーバーを促すことで、ダメージの回復を早めいち早く元の正常な頭皮に向かわせます。

馬油には抗炎症効果もある

他にも馬油の持つ抗炎症効果も頭皮の正常化に効果があります。

ダメージを受けた皮膚は菌に非常に弱い状態になっています。

弱った頭皮が菌に攻撃されることにより炎症を引き起こしてしまうため、そもそも炎症を防ぐ必要があります。

空気中の菌を防ぐと、ダメージを受けた肌には活性酸素が増え菌を攻撃し始めるのですが、頭皮ダメージが大きいと活性酸素は暴走し、菌以外の正常な細胞まで攻撃し始めてしまいます。

それが原因で炎症はさらに悪化し、頭皮の状態は悪いままになってしまうのです。

この状態にならないためにはダメージを受けた肌と空気を極力触れさせないようにすることが大事になり、その役割を果たしてくれるのが馬油になります。

馬油は前に触れたように肌への浸透力が非常に高いため、肌の隅々まで入り込むことで空気が触れない状態を作りだすのです。

一般的に髪に使うようなオイルにはここまでの浸透力はないようで、どうしても肌とオイルとの間に小さな空気の隙間ができてしまいます。

なのでオイルを使って肌の炎症を防ぐには馬油がぴったりというわけです。

また肌の炎症対策から育毛する以外にも、馬油の血行促進効果が髪の成長を助けます。

前に述べた通り馬油にはオメガ3系脂肪酸が入っており、血管を広げ血流を増やす効果があると言われています。

なので肌トラブル同様、毛根にも栄養が効率よくめぐり髪の成長を助ける働きをします。

頭皮への抗炎症効果と血行促進効果、この2つが馬油の育毛効果のメカニズムです。

総合して髪そのものと頭皮、両方からヘアケアにアプローチできる馬油をぜひ日々の暮らしに取り入れることをおススメします。

馬油がボディケアに効果ある理由

馬油は皮膚全体に使えるので、当然体にも使えます。

スキンケアとして顔同様、体の気になるところへ塗ることで効果を得ることができるでしょう。

ですが、体全体と見た時に一番使いたいのがマッサージでの使用です。

そこで、馬油を体に使う場合のおススメ方法としてマッサージを紹介します。

馬油を体に使う場合はマッサージと一緒に使うのが一番!

馬油の効果の一つ「血行促進」。

この効果がマッサージによる血行促進と合わさることで、より一層効果を高めます。

血行が良くなるのはマッサージのサイクルでは重要になり、その一旦を馬油がブーストする形でアシストします。

結果、筋肉をほぐす → 血行促進 → より筋肉が柔らかくなる!

肌は摩擦や静電気などの外部刺激に弱く、受けすぎると肌トラブルに繋がります。

ですが、馬油は油なので、塗ったところをこすった時に発生する摩擦力を小さくする事ができ、マッサージで肌を触っても摩擦によるダメージを最小限に抑えることができます。

なので、美容効果を求めてマッサージをするときは馬油などのオイルを潤滑油(じゅんかつゆ)にすることで、ダメージを与えず大きな効果を得られるようになります。

美容ケアと馬油の関係についてまとめ

馬油を使うメリットは何といっても万能なことと、ヒトの肌との親和性が高いこと!

この特徴により馬油はいろいろな美容目的で使うことができますし、今持っている他の美容ケア商品とも合わせやすいです。

最後に一つ注意なのですが、数ある美容品と同じように、馬油も人によって合う合わないはあります。

ですがオールマイティで全身に使えるので、もしあなたに馬油がピッタリだった時は全身のケアに使える頼もしい味方になってくれると思います!